頭皮環境を守る帽子の正しい手入れ法
お気に入りの帽子を毎日被っているけれど、最後に洗ったのはいつだったか思い出せない。そんな方は要注意です。帽子、特に内側の「スベリ」と呼ばれる額に触れるテープ部分は、汗や皮脂、整髪料、そして剥がれ落ちた角質が蓄積しており、目に見えなくても雑菌の温床になっています。これを放置したまま被り続けることは、洗っていない下着を頭に被っているのと同じようなもので、頭皮にニキビや炎症を引き起こし、抜け毛を加速させる原因となります。薄毛対策として帽子を被っているはずが、それが逆効果にならないよう、正しい手入れ法を習慣化しましょう。 基本は「使ったらすぐケア」です。帰宅して帽子を脱いだら、消臭除菌スプレーを内側にかけて、風通しの良い日陰で乾燥させます。汗をたくさんかいた日は、固く絞った濡れタオルでスベリ部分を入念に拭き取りましょう。これだけでも汚れの蓄積をかなり防げます。そして定期的に丸洗いをすることが理想ですが、型崩れが心配なキャップやハットの場合は、洗面器にぬるま湯と中性洗剤(おしゃれ着洗い用)を溶かし、優しく押し洗いをする「手洗い」がおすすめです。特に汚れがひどいスベリ部分は、歯ブラシなどで軽くこすると皮脂汚れが落ちやすくなります。洗った後はタオルで水分を吸い取り、ザルや専用のホルダーに被せて陰干しをして形を整えます。どうしても洗えない素材の帽子には、汚れ防止のライナーテープを貼るのが賢い方法です。百円ショップなどでも手に入るこのテープを額が当たる部分に貼っておけば、汚れたらテープを交換するだけで帽子本体を清潔に保てます。清潔な帽子は頭皮を守るだけでなく、嫌な臭いも防ぎ、周囲へのエチケットにもなります。